データの圧縮・解凍とは
ソフト、画像、動画も含めた、様々なデータを効率よく保管したり、送ったりするため、 データの中身を保持したままで量を減らす技術がデータの圧縮です。
例えば、
0 0 0 0 9 9 9 9 9 9 7 7 7 2 2 3 3 3 3
というデータを、データ種類+データ連続数というルールで置き換えれば、"0"が4個、"9"が6個、"7"が3個....ですので、数字だけを並べれば
0 4 9 6 7 3 2 2 3 4
となり、約半分程度の量に減らすことができます。
これが圧縮です。
また、このルールを逆にすれば、もとのデータを復元することができます。
これが解凍です。(展開と呼ばれる事もあります)
言うまでもなく、実際の圧縮はこんな単純なルールを使っている訳ではなく、
特許がいくつも存在するほど、様々なルールが考案されています。
なお、パソコンで圧縮という場合、複数のデータを一つにまとめる書庫化の事も含めて圧縮と言っています。
また、特に画像や動画の様に目で見て問題なければ良いという時には、完全に元のデータには
もどせない圧縮方式(非可逆圧縮と言います)を取っています。